ネルビアンエッグ採用型アグロパラディン
【リスト】
【コード】
AAEBAaToAghGrwTyBfQF+g7JFoQXucECC6cFrwexCPUN+g3qD+0PuMcC48sC+NIC0eECAA==
【実績】
2月ワイルドラダー最高5位/最終(たぶん)5位
【構築経緯】
元になったのは前回の新兵パラディン
この記事で重要だったことは採用候補カードの欄の
『菌術師・・・新兵以外で盤面が完成している場合も多いので兵站将校ではなくこちらで良いのかもしれない』
↑これ
ということで新兵シナジーを抜いてみた。要は”新兵抜き新兵パラディン”。
闇への抵抗が抜けたことで展開できる回数が減るので、相手に付き合う時間を減らす(=ライフプッシュを増やす)ためにバフを増やし、バフは盤面を潰された瞬間に事故要因なので最強のAoE耐性を持つネルビアンエッグを採用した。最初はドラゴンエッグも採用していたが冒涜のタネにされて負けた試合があったので抜いた。
【各カード解説+マリガン】
マリガン評価
A:マストキープ
B:それなりにキープ
C:あまりキープしない
D:キープしない
力の祝福 D
ライフを詰めるという基本的な役割に加え、卵を動かす役割も持つ。
ジャングルの遭難者 B
Aのカードを持っていたらキープするが無かったら返す場合もあるがだいたいキープする。
有徳の守護者 C
動員から出てくるのが強いカードなので基本的にキープしない。マスバト、動員、ジャグラー、有徳の4枚のセットくらい理想的な手ならキープするが逆に言うとそのくらい。
サーフィンレー・マルグルトン A
1ターン目に出すために採用したが改訂版で抜いたので参考程度。
平等 C
コンボプリ相手にマスバト、動員を持てている場合はキープするがそれ以外はしない。ドルイドの虫害に対して打つと強い。
呪われた蜘蛛 B
同型相手にマスバトがある場合はキープする。動員から自然にAoEケアできるシリーズ①
ナイフ・ジャグラー B
遅い相手にマスバトとセットでキープする、同型相手ににマスバト動員持っている場合はキープすることを”考える”。
ネルビアンの卵 D
動員から出てきて盤面の除去耐性を高めるのが採用理由なのでキープしない。ダスク、ヘルファイア、冒涜の全てに強い神カード。AoEケア②
シールド・ミニロボ A
神カード。マロパラの評価が低いのは主にこのカードが強いせい。マストキープ。AoEケア③
神聖なる恩寵 D
遅い相手に動員2枚持ってたらキープするかもしれない。キープしたことはない。
兵役招集 A
絶対キープ。特に同型対決ではこのカードを探しにキツめのマリガンをするくらいには重要。
王の祝福 D
動員で山を圧縮してこのカードを引き込む動きが強いので基本キープしない。
動員 A
マスバトと並ぶ最強カード。このデッキの動員は本当に”打ち得”なので全力で探したい。
ウルダマンの番人 D
コンボプリ相手に本当に手札が良ければキープすることを検討するが、キープした試合は3/3にした相手が次のターンに28/28になって殴り殺された。
スペルブレイカー D
ウォロ相手にもキープしない。ヴォイドロードが出てくる前に倒すのが基本。あくまで保険として採用している。
菌術師 D
このカードが強い盤面を作るカードを探すのがこのデッキのマリガン。返す。
リロイ・ジェンキンス D
1回も引いてない。
ロウゼブ D
ウォロ相手にミニロボ、動員、王の祝福、ロウゼブの4枚で1回キープした。アグロが受け側を詰ませるという意味でこのカード以上のカードは存在しない。
太陽の番人タリム D
何がおきても盤面を維持するこのデッキにおいて最強。試合に勝てるカード。ナーガハンター相手に1回キープした。
揺れているカード枠
力の祝福・・・なんやかんやプッシュに使えるけどやっぱり腐るカードなので1枚にした。1枚にしたらあまり引かなくなった(当然)
サーフィンレー・マルグルトン・・・1ターン目に出せたら強いと思って採用したが、ヒロパ変えるメリットが大きくなく、動員で出てきても弱いのでたぶん要らない。先1で出したら飢えたカニに食われて200位パンチされた。戦犯。
ウルダマンの番人・・・汎用性が高く常に安定した活躍をしてくれるという意味で好きだが、試合を決めることは対コンボプリへのデバフくらいしかなく、目に見えた活躍をするカードではないので枚数が1と2を反復横跳びしている。0でもいいと思う。
スペルブレイカー・・・非採用型でもウォロ相手に思ったより戦えたのが、試験的に1枚刺してみたら結構勝てるようになった。要らないマッチで腐り続けるので要検討。
リロイ・ジェンキンス・・・手元から点が出たらそれで勝てる試合があるかもと思って採用したが1回も引かなかった。
改良案(回そうと思ったけど回してないリスト)
サーフィンレー、リロイ OUT
未鑑定の槌、聖別 IN
サーフィンレーは純粋に要らないから。リロイはリロイで勝てるマッチがあまり思い浮かばなかったから。同型の構築と当たる機会が複数回あったのでそれを意識した2枚を入れてみた。聖別は対同型以外にも結構使えるカードだが未鑑定の槌は振れ幅が大きいカードなので使用感は人によって大きく異なると思う。安定志向の自分にとってはかなり挑戦的な採用。
その他候補
ネルバー・ウェブロード・・・刺さる相手には絶望的なまでに刺さる。特に秘策メイジとドラプリ。動員からこいつが出ると菌術師に繋げられなくなるので”今回は”不採用。
勝鬨の剣・・・安定志向の武器。普通に強いのだが、だいたい劣化の戦斧であると考えると採用する気が失せる不思議なカード。タリムと組み合わせて相手の1体を除去できるのは大きな魅力である。
串刺しのゴーモック・・・4マナ帯増やしすぎると事故るので抜いたが、ウルダマンと入れ替えて爆発力を持たせるのは大いにあり。
コバルト・スケイルベイン・・・ネルバー採用するなら菌術師抜いてこっちになる。即効性が無いので盤面の取り合いとしてはイマイチだがたぶん弱いということはないと思う。
ドクター・ブーム・・・同型に出されて捲られかけた。1枚で盤面を覆しうるカードとして非常に強いと思う。飛び道具として機能する点も良い
【プラン】
パワーカードを投げつけて削りきる。以上
【パラディンQ&A】
Q.AoEケアはどうすればいいの?
A.突っ込むリスクと突っ込まないリスクを天秤にかけるのだが、このデッキはAoEに強い盤面が勝手に構築されるので基本的に突っ込んでいい。ただ、対虫害だけはどう向き合うのが良いのか分かってない。あのカードずるい。
Q.シークレットパラディンはどう?
A.理想的な動きをした際のパワーを上げたデッキという認識。ただ、最序盤の動きと王の祝福のようなバフを手厚く採用するのは不可能であるため、ウォーロックのように”比較的早い時間制限”で負ける相手への勝率はアグロパラディンより低いと思われる。秘策は相手に一方的にリスクを押し付けられる要素であるため相手のミスでワンチャン拾える可能性があるのは魅力になるのかもしれない。
Q.メックパラディンは?
A.メックミニオンがそれぞれ優秀なため序盤の動きは安定しやすい。ただ、耐性がディバシに頼っており、冒涜で崩された際に一気にパワーがなくなるのは考えもの。一回盤面を返されたあとの粘りが足りない。
Q.マーロックパラディンは?
A.まず、最強カード”動員”をマストでキープできないデッキ構造はアグロ系のパラディンとして好みではない。マーロック型だと1マナミニオンが多いため、動員のパワーがほかのパラディンと比較して最も低い。理想的な動きをした際の爆発力は最も高いが最も不安定なアグロパラディンという認識。
Q.結局この”純正”アグロパラの特徴って?
A. 全てのパラディンデッキの中で最も戦線維持に長けており、順番にカードをプレイするだけで勝手にAoEに強い盤面が構築できる。種族シナジーのような爆発力を有していない代わりに安定性を追い求めたデッキ。盤面を安定して維持できるため菌術師が良いはたらきをする。
追記:殿堂入りについて
アイスブロック:諸悪の根源。『秘密を喰らうもの』のスタン落ちとともに消えるのは当然とさえ感じる。ワイルド的にはメイジが極端に悪さをしているわけでもないので許さないでもないが、カード的には非常に最低なテキストをしているので個人的にはナーフしてほしい。
コールドライトの託宣師:意外な1枚が落ちたという印象。このカードを採用するデッキが”ミル”か”盤面に干渉しないで勝つデッキ”であることが大半だったことを考えると相当に悪いカードであることは間違いないのでそう考えると妥当に思える。
溶岩の巨人:マジで謎。20マナに戻すなとは言わないがナーガ関連の措置はとって欲しい。ナーガ巨人の仕様が元に戻されるなら歓迎したい。見てるかベン。そういうところやぞ。